[目次]
・ドライマウスとは
・こんな人は要注意!!あなたもドライマウス予備軍!?
・ドライマウスに関するインタビュー
ドライマウスとは、読んで字のごとく口が渇く病気です。ドライマウスになると、舌が痛くなったり、味覚異常になったりします。
ドライマウスになる原因はいろいろあり、原因を特定する事は難しいのが現状です。症状は人によってかなり異なります。以前は患者のほとんどが女性でしたが、近頃は男性の患者さんも増えてきています。治療には生活面、食生活などの改善など広範囲に渡る改善が必要となります。
以下の項目がいくつ自分に当てはまるかチェックしてみて下さい。
あなたがドライマウスかどうかの簡易チェックができます。
![]() |
口の中が渇いて、カラカラする |
![]() |
口の中がネバネバする |
![]() |
舌が痛い |
![]() |
水をよく飲む (外出時は、ペットボトルを手から離せない) |
![]() |
なんとなく味がおかしいと感じることがある |
![]() |
食事の際、水分を取らないと飲み込みにくい |
![]() |
クッキー等のパサパサしたものが食べにくい |
![]() |
口臭が気になる |
![]() |
夜中に起きて水を飲む |
![]() |
口で息をする |
3つ以上症状が当てはまれば、ドライマウスの可能性があります。
ドライマウス専門医の所で、検査していただいて下さい。
現代人特有の“ドライマウス”にも対処 口中の健康を守り信頼に応える医院
国際グラフ2001.12号より抜粋(ゲスト藤巻 潤)
| 藤巻 | 一等地でもある銀座に開業されて、もう長いのでしょうか。 |
| 山田 | いえ、ずっと自由が丘の自宅1階で開業していましたが、今年の3月に銀座へ医院を移転しました。私は和歌山の出身で実家は歯科医院ではないのですが、歯科医であった叔父の勧めをきっかけにこの道を選びましてね。両親の勧めで東京の大学に入学し、卒業後は6年大学に残り勉強させて頂きました。銀座、という場所に開業したのは、やはり地方出身者の憧れもあったのですよ(笑)。当院へはご紹介で受診に訪れる患者さんが多く、周辺の方以外に遠方からも訪れて下さっています。 |
| 藤巻 | 遠くからわざわざ足を運ばれるだけに、歯に対する意識が高い患者さんも多いのではありませんか。 |
| 山田 | “デンタルIQ”という表現がありますが、歯や口の中の健康に対する知識をお持ちの方が多く、説明をすればきちんとご理解下さいますのでやり甲斐はありますね。病院の中で最も行きたくないのは歯医者だという統計があるぐらい、皆さん歯科には恐怖感があるようです。しかしこれからは気軽に歯科を訪れてもらって歯に対する認識を高め、予防歯科をどのように充実させるかが求められていると思っています。 |
| 藤巻 | 歯の健康菅理に関して、日本は遅れているという話も聞きますが。 |
| 山田 | 日本で八重歯はチャームポイントの1つにもなりますが、欧米では歯並びが悪いという病気を放置しているのはなぜかと疑問を持たれます。そうした意味では遅れているかも知れません。歯並びが悪いと健康に様々な悪影響を及ぼしますから、矯正などで治すといった意識を高めれば、それが予防医療に繋がります。 |
| 藤巻 | 診療内容に“ドライマウス”を掲げていらっしゃいますが、それはどのような症状でしょうか。 |
| 山田 | 目が乾く“ドライアイ”は随分と知られてきましたね。“ドライマウス”はそれと同じように口の中が乾く病気です。緊張すると唾液が出にくくなり、話しずらいという状態を経験なさったことがあると思いますが、“ドライマウス”はそういった症状が常に起こっている状態です。ストレスなどの原因によって唾液が出にくくなって口の中が乾き、ひどくなると話すことができない、頬の内部の肉が歯とすれて切れるといったことも起こります。入れ歯の方はもっと大変なことになりまして、入れ歯は唾液で顎にくっついていますから、唾液が出ないと入れ歯が動いて口の中がすり切れることもあります。 |
| 藤巻 | 初めてお聞きしました。 |
| 山田 | まだまだ皆さんご存じなく自覚されない方が大多数なのですが、特に最近はどの年代の方にも増えています。“ドライアイ”の患者さんには“ドライマウス”の症状も持っておられる場合が多いのです。原因は色々で、ストレスも大きな要因ですが糖尿病を始めとする全身的な病気から起こっている場合もあります。また、歯科医療の面からは“ドライマウス”の方は虫歯にも歯槽膿漏にもなりやすいのです。歯の病気の予防に関して、注意しなければならない原因が新しく増えたと言ってもいいでしょうね。 |
| 藤巻 | その治療はどのように。 |
| 山田 | 最も簡単なのは人工睡液を利用する方法です。これはスプレーになっていますから、乾いた時にシュッと口内ヘスプレーするだけ。更にこの9月から唾液腺から唾液を出す飲み薬が発売され、それを使って機能的に治療していくことも可能になりました。全身的な病気から発生する“ドライマウス”の場合はその病気を治すことが先決ですから、病院と連携して治療を進めます。口が乾くからと内科などを回られた結果、どこにも異常がなくて精神安定剤などを処方され、その薬によって悪化する、という悪循環もあります。 “ドライマウス”に対して、医療の側にも一般にもっと認識を広げていく必要があります。一般開業医で“ドライマウス”の治療を専門的に行っているところはまだほとんどありませんが、これから少しずつ増やすことができるように研究会も立ち上げる予定です。 |
| 藤巻 | 院長が診療上で普段から心掛けていらっしゃることは何でしょう。 |
| 山田 | 患者さんにとってベストな治療法は何種類かあるのが普通です。当院ではその情報を偏りなく提供して、患者さんにその中から選択して頂きます。こうした説明によってお互いの信頼関係を築くことができますし、診療ごとに患者さんの信頼を得ていくことが大切だと思っています。l人の患者さんに掛ける時間をきちんと取れないようでは、診療は続けていけません。そしてできる限り痛みを抑える治療をと。笑気ガスや気持ちをリラックスさせる香りなども取り入れていますが、それよりも重視しているのは気持ちの部分です。痛み精神的な要因にかなり左右され、なぜ痛いのか、どんな治療なのかを事前にきちんと説明することで患者さんが納得されれば、痛みは 随分抑えられることがあるのですよ。 |
| 藤巻 | 痛みを予測できれば感じ方も違ってくるのでしょうかね。今後の展望としては。 |
| 山田 | 患者さんにとって利用しやすい、リラックスして治療を受けられる場所にするということを徹底していきたいですね。2人いるスタッフにも、いつも柔らかい雰囲気で接することを常に意識してもらっています。そして歯科医である私は患者さんとゆっくりコミュニケーションを取ること。その患者さんにとってベストな歯科治療はもちろんのこと、もう一歩踏み込んで全身を総合的に考えた最善の治療を施していきたいですね |
| 藤巻 | 歯は健康の要。診療を通じて現代人の健康づくりに貢献されることを期待しています。 |